売掛金の未収をなくすために・未払いの金額を支払ってくれるサービス

売掛保証とは、売掛金が未回収になってしまった場合に保証会社が取引先企業に代わって損失の金額を支払ってくれるサービスのことです。売掛金の完全な未回収だけでなく、支払いの遅延が起きた場合にも保証を受けられるのが売掛保証です。

売掛保証というサービス

皆さんは「売掛保証」というサービスをご存知だろうか?
このサービスはここ十数年の間に急速に広まったもので、知らない人が多いのはある意味で当然ではあるのだが、ファクタリングを利用する際には、是非併せて知っておくべきサービスであることは間違いない。
そこで今回は、売掛保証が一体どんなサービスなのかを紹介していきたいと思う。

売掛保証とは?

売掛保証の際の契約書

企業間の取引というのは、多くの場合掛売りで行われている。
したがって、商品・サービスを納入した企業からすると、代金の回収まで一定期間待たなければならないということになるのだ。
ほとんどの場合、売掛金は期日になれば満額で支払われることになる。

しかし、中には期日通りに支払わない(または支払えない)会社や、満額を支払わない(または支払えない)会社も存在する。
つまり、商品・サービスを納入した会社から見た場合、売掛金が未回収になるケースがあるのだ。

当然だが、こうしたことが起こると売掛金を受け取る予定だった会社は、なにかしらの損失を被ることになる。
当該の売掛金を当て込んで資金繰りを行っている会社であれば、倒産に追い込まれてしまうということにもなり得る。

しかしそうは言っても、売掛金が期日通り満額で支払われるかどうかというのは、完全に取引先の資金状況によって決まってしまうものだ。
期日前に催促するわけにもいかないので、期日がくるまではどうなるかわからない。

今回取り上げる売掛保証がまさに、この売掛金の未回収という問題を解決してくれるものに他ならない。
売掛保証というのは、売掛金が未回収になってしまった場合に保証会社が取引先に代わって未払いの金額を支払ってくれるサービスのことを言う。

保証会社に保証料(手数料)を支払うことで、取引先の会社が倒産などの理由で売掛金を支払えなくなった場合に、その損失分を保証してくるのだ。
また、売掛金の完全な未回収だけでなく、支払いの遅延が起きた場合にも保証を受けることができる。
ちなみに、売掛保証は保証ファクタリングとも呼ばれている。

売掛保証のメリット

売掛保証は今では非常に多くの会社が利用するようになった。
それほど、売掛金の未収はシビアな問題なのだ。
それと同時に、利用するメリットが明確である点にも注目だ。
以下にその内のいくつかを挙げておく。

・売掛債権の保全
売掛保証を利用すれば、売掛債券をあらゆるリスクから守ることができる。
未回収から一気に自社がピンチに陥るようなケースを、あらかじめ回避できるのだ。

・与信管理コストの削減
通常、売掛金の回収には取引先の調査コストや売掛金の債権回収コストなど、様々な費用がかかる。
これは言わば売掛金の未回収を防ぐために必要になるコストなわけだが、売掛保証を利用すればこうした無駄がなくなる。
何故なら、売掛保証を利用することで売掛金の未回収という事態を想定する必要がなくなるからである。

・キャッシュフローの安定化
予定していた売掛金が支払われないことで最も大きな影響が出るのがキャッシュフローである。
売掛金の未回収が起こると、キャッシュフローが少なからず落ち込むことは間違いないだろう。
売掛保証で未回収を回避しておけば、このようなキャッシュフローの落ち込みは起き得ない。