【資金調達】ファクタリングで注意すべき点とありがちなトラブル

ファクタリングを利用して資金調達する際は、手数料と契約内容を十分に確認した上で契約することが大切だ。トラブルの多くがこれを怠ったがために起きているのだ。注意すべきポイントをまとめたのでチェックしてほしい。

ファクタリングでのトラブル

ファクタリングの契約書

銀行融資などと並び、企業の資金調達でよく使われている代表的な方法の一つが「ファクタリング」だ。
ファクタリングは、融資や借金とは異なり売掛債権の買取で現金化するサービスで、銀行のような厳しい審査もなく迅速に資金調達できるため、特に会社の運転資金や人件費の確保・調達が必要な時には頼もしい存在になる。
しかし、気軽に使えることや慌ただしい緊急時での利用もめずらしくないため、内容確認や的確な業者選びを怠ってしまい、大なり小なりトラブルに発展してしまうこともある。

今回はファクタリングでよくあるトラブルをまとめてみた。

契約時の書類不備

せっかく契約の場へ足を運んでも、必要書類が揃ってなければ契約が実行できない。
急いでいたり焦っていると忘れ物は起こりがちだが、資金調達まであと一歩のところでも気を抜かないように。
何を持っていけばよいかを事前に確認し、準備していれば防げることだ。

契約内容をめぐるトラブル

売掛債権を売却して簡単に現金化ができるファクタリングだが、そもそも大切な契約ごとであることを忘れてはいけない。
ファクタリング会社もトラブルが起きないよう、契約時には内容説明を行い、契約に関わる人数分の契約書を作成し各々保有させている。

ここでよくあるトラブルが、契約内容をよく理解しないままサインをしてしまい、利用者が考えていたものと実際に行われた取引にギャップが生じてしまうケースだ。
これは被害者側に非があり、ファクタリング会社としても困惑してしまうだろう。
説明は正しく聞き、契約書は隅まで目を通し、わからないことはその場で必ず聞くことだ。事前の「確認」が重要であることは、ファクタリングに限らずどんな契約でも同様のことだ。

一方で、ファクタリング会社側が意図的に不正を行う詐欺事例もある。
内容説明で専門用語を過剰に用ったり、重要な事項を曖昧に説明して契約を強行するのだ。
契約書も一部だけしか作成せず、控えを渡さないことも。これでは契約内容をいくらでも改ざんできてしまうので、悪徳会社の思うつぼだ。
契約書の控えは必ずもらい、大切に保管しよう。
「印紙代の節約」「通常渡してない」などのワードがでたら要注意だ。

過去の譲渡契約が発覚

ファクタリング会社は債権の回収が不可能になるリスクを軽減させるために、この先に発生する売上債権からも回収できるよう対策をとっていることが多いです。
その特徴から、過去の譲渡契約が登記されたままであることがあり、これが発覚すると契約できないケースがあります。